機密処理サービスとは


機密処理サービスとは

現在、多くの企業、組織において、大量の機密文書が排出されています。機密文書には顧客情報や技術情報の「社外秘文書」、法令で守秘義務を課せられた「法令規定文書」など、様々な性質の文書があります。 こうした機密文書は、記録されている機密情報が組織内で抹消が完結することがセキュリティ(機密性)の確保という意味では望ましいかも知れません。オフィスシュレッダーは、そういったニーズに対応したオフィス機器だと言えます。

しかし、廃棄処理する機密文書の発生量が多くなると、オフィスシュレッダーのみでは完全に対応できないというのが現状です。

一方、機密文書は廃棄と同時に、リサイクルするという観点からも着目されるようになってきました。古紙の回収率が限界値に近づきつつある今日、機密文書も貴重な紙資源と位置づけられるようになってきました。一般的に、オフィスシュレッダーにかけられた機密文書は(紙の繊維が細かく裁断されるため)リサイクルされず、燃えるごみとして焼却処分となります。つまり、機密文書処理は、「セキュリティの確保」と「紙資源のリサイクル」という二つのニーズを満たす必要があることになります。 機密文書処理市場に目を移すと、それが明確に形成され始めたのは2000年に入ってからのことです。とりわけ、2005 年に個人情報保護法が全面施行される前後あたりから、機密文書を専門に処理する事業者が増加してきました。機密文書の処理のみを目的に設立された企業もありますが、ほとんどは既存の業務の延長事業としてこの市場に参入してきた事業者です。

こうした機密文書処理会社のなかには、機密文書の搬出から処理に至るすべての工程において厳格なセキュリティ基準を独自に構築している事業者もみられますが、破砕処理や溶解といった機密抹消のみに焦点をあてた事業者も存在しており、サービスのレベルにかなりの格差が生じているのが現状です。

もちろん、それは様々なニーズに対応するという意味では自然の流れと言えるかと思います。
この「サイト」は、機密文書処理において、ニーズ合った機密文書処理業者を選定いただく為の情報サイトです。

機密文書処理で「後悔しない」ため委託する際にご参考ください。